① 何が起きた?

ある月に掲載された求人を調べるため、求人サイトや人材紹介会社のウェブサイトを1か月分さかのぼって確認しました。仕事内容や応募条件を一つひとつ確認していくと、自分が応募できそうな求人が10件ほど見つかりました。

② 当時どう感じた?

「10件もあるなら、しばらく応募先には困らないだろう」と最初は思いました。しかし実際にはそこからが長く、10件の求人を見つけたにもかかわらず、応募するかどうかを決めるまでに数日かかってしまいました。

③ なぜそうなったのか?

一番大きな理由は、過去の転職経験だったと思います。一つ前の仕事は特に希望していた仕事ではなく、実際に働くとストレスが大きく、仕事が終わった後もそのことを考えてしまう状態になりました。次の仕事は自分がやりたいと思っていた仕事に就けましたが、結果として試用期間で終わりました。この2つの経験から、「やりたい仕事だからといって、長く続けられるとは限らない」と考えるようになりました。そのため求人を見るときも、業界への興味、職種と気質の相性、得意を活かせるか、長く続けられるか、ストレスの大きさ、価値観との一致など、考えることがどんどん増えていきました。

④ そこから何に気づいた?

「自分に合う仕事」は、興味・得意・価値観・気質・環境など、いくつもの要素が組み合わさって初めて成り立つのだと気づきました。ただ同時に、求人票をいくら読んでも、実際の職場の雰囲気や人間関係までは分かりません。「自分に合う仕事かどうか」を応募前に完璧に判断しようとすること自体が、行動を遅らせている可能性があると気づきました。「慎重に探すこと」と「実際に見つけること」は、同じではないのだと思います。

⑤ 今ならどうする?

今は、「自分に合うと納得してから応募する」から、「大きく外れていないと思ったら、まず応募してみる」に変えようとしています。応募したからといって必ず入社する必要はなく、面接で話してみて初めて分かることもあります。応募すること自体を、仕事選びの一つの実験として捉えてみようと思っています。