① 何が起きた?
短い期間に、予想していなかった出来事が続きました。家電量販店で子どもが商品に触れて壊してしまい弁償することになったこと、身近な人がオートバイの事故に巻き込まれたこと、自分のスマートフォンを落として画面が壊れ高額な修理費用がかかったこと。一つひとつは別々の出来事ですが、短期間に重なったことで「なぜこんなに続くのだろう」と感じました。
② 当時どう感じた?
一つだけなら「たまたま」で済ませられますが、いくつも続くと、「最近、運が悪いのではないか」と考えてしまいました。
③ なぜそうなったのか?
共通していたのは、「自分が想定していなかったことが起きた」ということでした。事故が続くと、出来事そのものだけでなく、「なぜ自分にこんなことが起きるのか」という意味まで探したくなります。運気やカルマといった説明を探したくなる気持ちも、その延長にあるのだと思います。
④ そこから何に気づいた?
事故は自分の意識の外で起こることがあり、他人の行動によって巻き込まれることもあります。家族に起きる出来事をすべて自分でコントロールすることもできません。「自分の行いが悪かったから事故が起きた」と簡単に結論づけることはできず、逆に「善い行いをすれば必ず良いことが起きる」とも限りません。もしかすると、不運な出来事がたまたま近い時期に重なっただけなのかもしれません。ただ、運命そのものを完全にコントロールできなくても、事故が「起こる確率」を下げることはできると気づきました。子どもが危険なものに触れにくくする、スマートフォンに壊れにくいケースをつける、床にマットを敷いて衝撃を減らすなど、環境側の条件を変えれば、同じような出来事が起こる可能性は下げられます。「運が悪かった」で終わらせず、「なぜ起きたのか」「次はどうすれば起こりにくくなるのか」と考えることで、できることは少し増えます。
⑤ 今ならどうする?
今なら、「事故をなくす」のではなく、事故が起こりにくい環境をつくることを試します。子どもが危険なものに簡単に触れられないようにする、壊れにくいケースを使う、転倒や落下の危険がある場所にマットを敷くなど、具体的な対策を先に打ちます。これは仕事のミス防止とも似ています。ミスをした人に「もっと注意してください」と言うだけでなく、注意しなくてもミスが起こりにくい仕組みをつくる。人間の注意力だけに頼らず、環境や仕組みを変えることを優先します。