① 何が起きた?

人を支援することにやりがいを感じ、初めて「天職かもしれない」と思えた仕事に就いた時期がありました。しかし、成果に結びつかないまま試用期間が終わり、その仕事を離れることになりました。長時間働いてもストレスを感じないほど、内容そのものには前向きに取り組めていたにもかかわらず、結果が出せませんでした。

② 当時どう感じた?

「やりがいを感じられる仕事に、ようやく出会えた」という手応えがあっただけに、結果が出ないまま終わったことへのショックは大きいものでした。同期と比較される文化のある職場だったこともあり、自分の努力の方向性そのものが間違っていたのではないかと、強い焦りと自己否定を感じていました。

③ なぜそうなったのか?

今振り返ると、「やりがいを感じられること」と「短期間で数字の成果を出せること」は、必ずしも一致しません。特にこれまで積み重ねてきた経験が浅い分野に飛び込んだ場合、情熱だけでは埋まらない実務的な差が、最初の数ヶ月では埋まりきらないことがあります。

④ そこから何に気づいた?

「天職だと感じる」ことは、続ける理由にはなっても、すぐに結果が出る保証にはなりません。情熱と結果の間には、多くの場合、想定より長い助走期間が必要になります。試用期間という短い評価軸だけで、その仕事との相性すべてを判断するのは早計かもしれない、と気づきました。

⑤ 今ならどうする?

今なら、「やりがいを感じるかどうか」と「今の職場の評価サイクルで結果を出せるかどうか」を分けて考え、後者について事前にもっと具体的に確認すると思います。天職だと感じた実感そのものは、次の挑戦を選ぶ判断材料として大切に残しておきます。